とにかくメレンゲを作るのが苦手でした…
スポンジ系のふんわり膨らむケーキの肝!そう「メレンゲ」
私は昔からこのメレンゲを作ることがとても苦手でして…
栄養士の資格をとるため、短大は調理系の学科に進学しました。
1年生の終わりごろのテストがクリスマスケーキ作りでもちろんスポンジも自分で焼きます。焼き上がりはまあまあ膨らんだのですが、あっという間にしぼんでしまい(笑)
半分にカットして、中に挟むフルーツやクリームで無理やり高さを出したケーキを作ったことは今でも苦い思い出です。
お菓子作り自体は好きなので、その後家でも何度もメレンゲを使うようなお菓子作りに調整しましたがそもそもピン!と角の立つメレンゲを作ることがほぼできず(電動ミキサー使ってるのになんでだろう?)毎回仕上がりがイマイチなので、だんだん作るのを機会が減っていきました。
妹の誕生日に一念発起し久しぶりの挑戦!
前述したように、お菓子を作ることは好きなので家族の誕生日にはだいたい私がケーキを作っています。
家族に甘党が少なく、甘さ控えめのチーズケーキやガトーショコラ等をリクエストされることが多くスポンジ系のケーキは相変わらず作っていませんでした。
唯一、姪っ子のお誕生日だけはキャラクターケーキをリクエストされるのでスポンジケーキが必要なのですがデコレーションに非常に時間と神経を使うため(笑)スポンジは市販の物を買って使っていました。
それが、今年の妹の誕生日に「久しぶりにスポンジ系のケーキが食べたい」とリクエストがあり、せっかくのお祝いだしということで久しぶりに挑戦することになりました。
甘党ではない妹を含めた他の家族でも軽く食べられるものを…と試行錯誤した結果、シフォンケーキを作ることに決めました!
卵白を直前まで冷やすこととレシピ通り作ること!
今回こそ成功させるぞ!と久しぶりに気合を入れてレシピを検索。
これだと決めたレシピに忠実に作ることにしました。
料理ができるタイプの人によくあることだと思うのですが、レシピを自分流にアレンジしたり、工程を省略してしまうことありませんか?
私は結構これをやりがちで…
食事系のときはほぼ問題ないのですが、お菓子系はちょっとした分量や工程を変えると途端にうまくいかなくなることがよくあったので、今回はオリジナリティは封印!
きっちりレシピ通りに作ること徹しました。
材料を準備していく中で、卵を卵黄と卵白に分けた後一旦卵白は出番が来るまで冷蔵庫に戻すという工程があったのですが、これがメレンゲ成功の大きな要因だったんではないかと思っています。
考えてみると、メレンゲ以外の生地を作る過程でもそれなりに時間がかかっているし、出しっぱなしにしていたら卵白の温度が上がってしまい失敗の繋がりそうです。
そして、レシピの手順通りに進めていった結果、しっかり角の立つメレンゲを作ることに成功!焼き上がりもふんわりとしたシフォンケーキになりました。
1度成功すると作ることが楽しくなり、以後何度もシフォンケーキを作っています♡
今は100円ショップで購入できる使い捨ての紙形で作っているのですが、今後も作る機会が増えそうなのできちんとしたアルミの型を買おうか検討しています。(アルミ型のほうが焼成後のしぼみが少ないそう…)
冷やした卵白とレシピ通り作ることで克服できたシフォンケーキ作り!まだまだ奥深いですがこれからも研究していきたいと思います。